いよいよ基本情報技術者試験まで後一週間です!
できる対策もそろそろ限られてくる頃です。
ここでは基本情報技術者試験一週間前にやるべきこと、午前・午後それぞれが苦手な人向けの直前対策方法について私の考えを説明していきたいと思います。
Contents
過去問を解く
やはり1番にやるべきことはこれですね。
過去問を解くのには2つの目的があります。
過去問に似た問題が頻出される
基本情報技術者試験では過去に出題された問題と同じような問題が割と多く出題されます。特に午前の問題はこの傾向が強いです。
ですので、過去問題で分からない問題を理解できるようになっておけば、本番の試験でも点数アップできる可能性がかなり高いです。
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採点して足りないところを把握する
採点してみると自分の苦手な分野が見えてくると思います。
特に把握してほしいのは午前と午後どちらが苦手かという点です。これによって直前の対策方法が異なります。
午前が苦手な人の直前対策
おそらく午前で点数が稼げない人は全体的に情報系の知識が足りていないのだと思います。
午前の問題は考える力よりも知識の方が重要になってくる問題が多いです。
なので、知識を身につけられれば午前の得点を大幅にアップできます。
考える力を身につけるのは時間がかかりますが、知識は覚えれば良いだけなのですぐに身につけられます。
なので午前対策はすぐに効果を出すことができ、午前が苦手な人の方が直前対策がしやすいと思います。
具体的にすべきことは、午前の過去問をひたすら解くことです。前述の通り基本情報技術者試験は過去問と同様の問題が多く出題されますので、過去問を解き、分からない問題の解説を読むのを反復することで点数をアップさせることができます。
ここで大切なのは、分からない問題については解説を読むことです。IPAも過去問題は公表していますが、解き方・考え方については解説してくれていません。かといって分からない問題を毎回検索して解説を読むのでは時間的に効率が悪いので、時間的効率考えると市販の過去問題集を使った方がよいと思います。
問題のすぐ横に解説が書いてあったり、基本情報技術者試験合格に必要なポイントに絞った解説をしてくれたりしているのでどんどん知識を増やして行くことが出来ます。
午後が苦手な人の直前対策
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問1から問7が苦手な人向け
午後の問1から問7の問題は午前の問題に比べて考える力が必要になってきますが、知識だけで解ける問題も数多く出題されます。逆に考える力があっても前提となる基礎知識がなければ解けないような問題も多いですので、ここが苦手な人は直前対策としては午前と同様に知識を詰め込むことが効果的です。
ただしここの問題は午前と比べて過去問と同様の問題が出る頻度は低いように感じています。ですので、過去問を解くよりかは、基本情報技術者試験向けの参考書でその分野の知識が書かれていることを読み返すことの方が効率は良いと思っています。
特に優先すべきは情報セキュリティ対策です。この問題は回答必須問題となっていますので、ここはしっかり対策しておいた方が良いと思います。
問8から問13が苦手な人向け
正直ここが直前対策を一番やりにくいところだと思います。なぜかというとここは知識よりも考える力が必要な問題が多いからです。逆に考える力があったり、問題に慣れている人はここはほぼ対策不要なので楽な問題なんですけどね。
直前にやれることといえば、問8向けにどんなアルゴリズムがあるのかの基礎知識をつけておくことくらいだと思います。
例えば検索アルゴリズムやソートアルゴリズムにどんなものがあるのか、それぞれどういう考えに基づいたアルゴリズムなのか、のあたりを知っておくだけで、アルゴリズム問題への抵抗感が薄れると思います。
ここは考えれば解ける問題も多いですので、本番でしっかり問題を読み、論理的に考えていけば解けるケースは多いです(プログラムの最低限の知識は必要ですが)。
下の記事で実際に私がアルゴリズム問題やC言語問題をどうやって考えて解いているかをまとめていっていますので、「あーこんな感じで解いていってるんだ」くらいに軽い気持ちで見ていただければ幸いです。基礎知識がなくても考えれば回答を導き出せるところは伝わるのではないかと思います。
午前も午後も苦手な人
こういう方もいると思います。午前も午後も苦手な方がやるべき直前対策は午前問題対策です。つまり過去問を読んで分からないところを解説を読んで知識を詰め込んでいくのが良いです。
前述の通り、午前の方が直前対策の効果が高いです。また、知識が増えれば午前だけでなく午後の点数もアップさせることが出来ます。なぜなら午後の問1から問7は知識だけで解ける問題が多いからです。
一方、問8から問13は知識だけで解くの難しいです。ここはすぐに対策するの難しいので直前対策の優先度は下げた方が良いです。しかし、問題をしっかり理解して論理的に考えれば解ける問題も多いため、しっかり集中して解いてやれば対策しなくても点数稼げる可能性も高いので本番では諦めることなく集中して問題を解きましょう。
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対策できなくても諦める必要はない
過去問や直前対策が全然できなかったのでもう受験しなくていいや!と思ってる方はいませんか?
はっきりいって受験しないのはもったいないです。
過去問や直前対策ができなくても諦める必要はないです。
なぜなら、この基本情報技術者試験は運要素が強い試験だからです。
・難易度
最近アルゴリズム問題やC言語問題を10回分くらい解いてみたのですがはっきりいって回によって全然難易度違います。
もしかしたら今回の問題は簡単な傾向にあってあっさり合格できるかもしれません。
・問題が選択肢式
問題が選択肢式なので分からなくても回答さえしておけば運がよければ点数を稼げる可能性もあります。また運に頼るだけでなく、下の記事でも書いていますが、分からない問題は消去法で解いていくことをオススメします。
また上の記事には試験中のポイントも記載していますのでぜひ試験の直前にでもそこも読んでみてください。
まとめ
- まずは過去問題で自分の苦手分野を把握する
- 午前苦手ならとにかく知識を詰め込む
- 午後の前半問題が苦手でも知識を詰め込む
- 午後の後半問題が苦手なら基本アルゴリズムを把握しておく
- 過去問や対策ができなくても試験合格できる可能性はあるので諦める必要なし