自分の臭いを知りたい!という人いませんか?まさに自分はそうです。もしかして俺臭ってる?と思いながらもそれを確かめる方法がイマイチ分かっていませんでした。自分の臭いって慣れてしまっているから分からないんですよね。
最近では、自分がもしかしたら臭ってるかも…!と思い詰めてしまってメンタル的に病むような病気もあるそうです。
しかし体臭って結構デリケートな問題で人にも聞き辛いですし、聞かれても本当のことは言いにくいものです。臭いの気になる人がいても指摘しにくいですしね。そんなこんなで自分が果たして臭いかどうかを知ることは難題でした。
この問題を解決したのがコニカミノルタの開発した世界初の臭い見える化チェッカーKunkun body(クンクン ボディ)です。
Kunkun bodyの機能
Kunkun bodyではアプリと連動して体臭を数値化して教えてくれます。
計測してくれるのは下記の3つです。
- 汗臭
- ミドル臭
- 加齢臭
これらを種類ごとに数値化してくれるので、自分の体臭を客観的に見ることができます。
また、同性や同世代の平均値と比較もすることが可能であり、自分が汗臭、ミドル臭、加齢臭のどれがキツイかをすぐに知ることができます。
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使い方
まずアプリを立ち上げて計測したい部位を選択します。あたま、耳のうしろ、わき、あしの四箇所から選択可能です。
次にチェッカーを選択した部位に近づけ測定ボタンを押します。
測定が終わってアプリで結果を表示して確認!
ポケットサイズなのでどこでもいつでもチェックすることも可能です。
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なぜいきなりこんな製品が?
こんな製品が開発できるようになったのは機械学習性能が向上したことが背景にあるようです。最近では将棋AIなどもプロに勝つくらい性能高いですもんね。その技術がこの製品に搭載されています。
臭いというのは下記のメカニズムで感知しており、この脳と同じ動きをするように機械学習が用いられています。具体的には人の脳神経回路を模したニューラルネットワークという技術が用いられています。大阪工業大学システムデザイン工学科の大松繁教授がニューラルネットワークを用いた臭いの計測・識別を研究されており、それがこの製品に活かされているというわけです。まさにコニカミノルタと大学研究のコラボレーションによるイノベーションから生まれた製品です。
今までは脳と同じ動きをさせる技術がなかったため、ガスなどはセンサーで感じ取れてその強度などは数値化できたとしても、それをどう人が感じるかまでは数値化できませんでした。それを実現したのがこの製品の新しいところ・すごいところですね。
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購入について
最新の技術が使われた斬新な製品だけあって値段はそれなりにします。30,000円(税込)が定価になります。ただ売っているところは少ないようで、家電量販店などではまだおいていないようです。Amazonやコニカミノルタの公式ホームページから購入可能です。
今後こんな製品も出てくるのでは?
計測できる臭いの種類は増えてきそうですよね。臭いまで可視化できるのであれば、見た目や味を人がどう感じるかも可視化できるようになるのでは?と予想しています。例えば髪型や服装をアプリが客観的に評価してくれたり、さらにアドバイスしてくれたりとか。ペッパーくんがコメントくれたりするのも面白いかも!今までももしかしたらそういうのがあったかもしれませんが、今後機械学習がさらに発展すれば、解析結果の精度も向上してくるはずです。
また入ってきた臭いを数値化できるようになったということは、逆に思い通りの臭いを作り出すこともきるようになる可能性も高いと思います。これできるとかなりビジネス広がると思うんですよね。例えばスマホでレストランのホームページにアクセスしたらメニューの臭いまで嗅げるようになったら面白いですよね。食欲そそられると思います。香水のお試しなんかもできると香水もネットで購入しやすくなりますよね。あとは人の臭いを再現したりとか!好きな人の臭いをスマホからいつでも嗅げるようになる日も近い?!